
概要
IVCTシリーズは、太陽光モジュールの開発・生産工程における動作検証から出荷検査まで幅広く活用できる測定装置です。
非対称バイポーラ電源による広領域での高精度なI-Vカーブ測定を実現します。
※ 価格、仕様の詳細については、お気軽にお問い合わせください。
開発背景
近年、次世代太陽電池として「ペロブスカイト太陽電池」が注目されており、研究開発から量産化への移行が加速しています。これまで当社が培ってきた制御技術と計測ノウハウを活かし、ペロブスカイト太陽電池の特性をより正確に評価できる測定装置を開発しました。
特長
- 非対称バイポーラ電源による全領域のI-Vカーブ測定
高精度な制御が可能な非対称バイポーラ電源を搭載し、広範囲のI-V特性を安定して取得できます。 - 安定した計測を実現するディレイ機能
ソース出力後にディレイ時間を設定し、モジュール特性が安定した段階で測定することにより、信頼性の高いデータを取得可能です。 - 用途に合わせて選べる4モデル(IVCT-150/200/300/500)
定格出力 150V/4V~500V/1.25Aのラインナップで、研究用途から量産ラインまで柔軟に対応します。(※定格出力はカスタマイズに対応) - 専用アプリケーションで詳細な計測が可能
I-Vカーブの測定結果をグラフ表示(3象限の測定結果)します。
スイープ方向は短絡→開放、開放→短絡、短絡→開放→短絡、開放→短絡→開放から選択できます。取得したVoc、Isc、Pmax、Vpm、Ipm、FF、温度(オプション)をCSV形式でログ出力します。

専用アプリケーション画面
主な仕様
| 定格出力 |
(※定格出力はお客様用途に合わせてカスタマイズ可能) |
| 測定項目 | Voc、Isc、Pmax、Vpm、Ipm、FF、温度(オプション) |
| I-V測定方式 | 方式:電圧スイープ スイープ時間: 10~1000ms(ms単位で設定) ディレイ時間:1~1000ms(ms単位で設定) スイープ方向: |
| サイズ | 寸法:700×1500×750mm(モニタ除く) 重量:約300kg |
| 主な用途 |
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