モジュールドクター SDM-200

【特許出願中】
非接触ストリング内欠陥位置の特定、非接触で欠陥クラスターを特定、モジュールを外さず欠陥部位を検索

高性能ポイント

①日射強度で電流補正 
②地磁気除去機能 
③断線位置特定

検査項目

・モジュール内のクラスター欠陥検出
・バイパスダイオードの欠陥検出
・バスバー電極の断線検出
・ストリング断線位置検出機能

概要

住宅などの太陽電池の欠陥場所を特定します。
特殊センサーでモジュールのバスバー電極の表面をサーチするだけで場所を検索できます。
今までは、ストリングの欠陥モジュールを1枚づつ外して検査していましたが、モジュールドクターを使用する事で外さずに欠陥モジュールの特定ができます。

特長

1) モジュールのバスバー電極の表面をセンサーでサーチする事で、欠陥クラスターを特定できます。

2) 特別な負荷装置を必要としません、通常の系統連係中に測定できます。

3) モジュールのバスバー電極を流れる電流を平面電流計センサーで測定。

4) 日射計を内蔵しており、日射量に応じて電流補正。日射量の変化に左右されず安定した測定が行えます。

5) 離れたモジュールも延長棒を使用する事で、簡単に測定できます。

6) 先端のセンサーヘッド取付けは、方向自在で、縦向きや横向きを簡単に変更できます。

7) センサーヘッドは地磁気や外乱磁気を自動補正(特許出願中)する機能を内蔵し、影響を防げます。

8) 小型軽量で電池駆動ですので何処でも簡単に測定できます。

9) 判定結果はブザーの鳴る周波数で判断できるので、表示を見る必要がありません。

10) 結果表示は、バーグラフメーター表示ですぐ解ります。

11) 使いやすい2つのボタンの簡単操作です。
①ゼロ合わせボタン:測定の前にモジュールの表面20Cm上方向浮かせた点で
ボタンを押し表示をゼロに
②100%設定ボタン:正常に動作して居るモジュールのバスバーの上で表示が、
100%に満たない場合ボタンを押し100%に補正します。

12) Ipm電流設定機能
モードボタンを2秒押すと設定モードと成ります。
測定するモジュールのIpmレンジに設定して下さい。

装置仕様

欠陥検出結晶系=クラスター単位
薄膜系=モジュール単位
検出方式バスバー電極に流れる電流を磁界から非接触で電流測定します。
Ipmレンジ5段階(2・3・4・5・6A以上)
感度自動補正機能日射強度でIpm毎に設定されてます。
結果表示数値表示 0~100%表示
バーグラフメーター表示、0~100%表示
判定音音の周波数で電流値を表します。50%以上の電流で2kHzの音が鳴り始め
100%電流で3kHzまで周波数変化します。
表示器LCD青色グラフィック表示器
電源単3形アルカリ乾電池 4本
電池寿命4時間 (自動電源OFF機能 付き5分)
使用温湿度範囲温度 10℃~+40℃
湿度 30~85%RH(結露なきこと)
筐体寸法(mm)W=85mm H=40mm D=171mm
質量約550g
付属品センサーヘッド 1個
延長棒 2.5m 1本

測定プローブ(1.0m) 接地ケーブル(1.5m)
単3形アルカリ乾電池4本
収納ケース

SMD-200 モジュールドクター資料
SMD-200.pdf
PDFファイル 990.6 KB