概要
カメラモジュールの性能やゴミ・シミの検査と、内蔵したビデオアナライザでビデオ信号検査を行えるシステムです。
PCとの接続はUSB2.0で行い、NTSCで出力されたアナログ画像データをPCの画面上に表示し、各検査を行います。カメラモジュールのDSPとI2Cで通信を行い、内部の設定などが行えます。
◆「NTSC/PAL 対応」ビデオアナライザ搭載
特長
1)小型・ローコスト、市販パソコン1台+CAU-200ユニットで全て検査出来ます。
2)CA-200USBユニット内にカメラモジュールに必要なプログラム製品電源とI2C通信機能を内蔵しています。
3)ソフトウエアは、「MC Test」 カメラ検査用プラットホームソフトで、検査シナリオの作成とシナリオ編集・自動検査が行えます。簡単にシナリオの作成と動作確認が可能です。
4)色再現性(位相・飽和度)検査・S/N比検査・解像度検査などの性能検査が簡単に出来ます。
5)ビデオアナラーザ機能を搭載しているので、ビデオ信号の検査を同時に出来ます。
6)欠陥検出ソフト「Image-Checker」で簡単にゴミ・シミ・欠陥等検査コマンドを作成。
7)検査装置のハードウエア(FPGA)は、機種ごとにPCのロジック収納ファイルからダウンロード。新機種や機種変更に伴うハード改造などのハードウエアのメンテナンスがファイルで容易に変更出来ます。
装置仕様
製品供給電源仕様 | 可変範囲 4~12V 400mA |
製品間I/F | NTSC |
制御信号 | VSYNC・HD2本 |
画像メモリ信号 | 2M×24BIT |
ビデオA/D | 60Mサンプリング |
製品インターフェイス | I2C |
PCインターフェイス | USB2.0 |
映像検査項目
1)光軸ズレ
2)ローテーションズレ
3)シェーディング検査
4)S/N比
5)シミ
6)ゴミ
7)フォーカス検査(解像度)
8)色信号飽和度
9)色信号位相度
10)AWB(Auto White Balance)
11)AGC
12)諧調試験
13)画像ひずみ
14)画角
ビデオ信号検査結果
1)H_SYNC周波数
2)V_SYNC周波数
3)ダークレベル
4)同期信号レベル
5)最大振幅レベル
6)バースト信号最大振幅
7)バースト信号周波数
左:計測画面 右:ベクトル画面
ビデオ信号画面
※仕様は予告なく変更する場合があります。